エステというと、手技で行うエステを想像する人もいれば、美容機器で行うエステを想像する人もいるでしょう。手技には主義の、美容機器には美容機器の良さというものがありますが、経営目線で考えるなら、手技は人件費、美容機器は人件費＋美容機器費用が掛かることになります。美容機器には高額な費用が必要になるためエステ側でも導入には慎重にならざるを得ません。

しかし、手技だから人件費だけで済むというのは間違えです。手技だけということは高い技術を求められることになります。そうでなければお客様からお代はいただけません。ごまかしがきかないからこそ、多額の教育費を掛けてエステティシャンを育成するのです。しかし、どんなに育てたエステティシャンも辞めてしまえば元も子もありません。

その点、美容機器の導入には一度購入してしまえば壊れることはあっても辞められることはありません。また、一度購入して、その購入費用を稼いでしまえば後は完全に儲けです。実は、美容機器の場合、さほど施術に技術は必要ではないので教育費がかからないというメリットもあるのです。マシンがとても高性能なのものであれば、脱毛しながら美肌効果までもたらしてくれるものもあります。マシンの優秀さは重要なのです。

美容機器を導入するメリットはまさにそこ。高いエステ効果を安定して提供できる上に、スタッフの教育費がかからないということ。ここでいう安定というのはスタッフの個人差です。少なからず技術に上手い下手はありますので、そこを誰がやっても同じ品質が提供できるということは店舗にとっては大きなメリットになります。

ただ、技術はどんどん進歩するものです。最新だった機器もあっという間に旧型なんて言われるようになってしまうことだってあります。どれぐらいで元が取れるかなどもエステでは美容機器購入の際には気にしているようですよ。それぐらい高価な業務用の美容機器ですから、家庭用のものとはくらべものにならないぐらい効果が高いと思って間違いありません。