女性は自分の体型を気にしがちです。少しでも理想の体型に近づこうと、ダイエットに励む方も少なくありません。そんな女性に向けたダイエット方法が、これまで数多く発信されてきました。
例えば、朝バナナダイエットが流行した時期があります。バナナ1~2本と水のみを朝食として摂取するダイエット方法です。昼食や夕食は食事制限をしなくてもダイエットができるということから、多くの女性が実際に試したのではないでしょうか?
実は、朝バナナダイエットはまったく効果を得られないわけではありません。バナナは一般的な朝食よりもカロリーを抑えられる上、体に必要な栄養素はしっかりと摂取できます。さらに、満腹感も得られるので、朝食を抜いた時のように空腹に悩むこともありません。しかし、食事制限をするだけでは健康的なダイエットができないことも事実です。健康的にダイエットをするためには、適切な食事制限の他に体を動かすことが欠かせません。
ダイエット効果が高い運動としては、有酸素運動が有名です。ウォーキングやジョギング、ダンス、水泳などがその一例です。特に、ダンスは誰でも簡単に、楽しくできる運動です。筋肉もつくため、基礎代謝が向上し、単に痩せるだけではなく太りにくい体になれます。これからダイエットをする方は、適切な食事制限に加えて、ダンスをして体を動かす時間を設けてください。きっと効果を実感できることでしょう。
ダイエットのために効果的なダンスですが、実行する上で注意するべきこともあります。特に、初心者の方は次の3点に気を付けてください。
<忘れずにウォーミングアップをする>
楽しくできるとはいえ、ダンスも運動の一種です。いきなり激しい動きで踊り始めては怪我の原因になります。実際にウォーミングアップをせずにダンスを披露した方が、アキレス腱断裂やぎっくり腰などのトラブルを経験したという話があります。ケガを防ぐためには、ダンスを始める前に軽く汗ばむ程度の運動をすることが推奨されます。
<正しいフォームで踊る>
前述したように、場合によってダンスは怪我に繋がる可能性があります。ウォーミングアップが不十分であった場合はもちろん、間違ったフォームで踊った場合も、怪我のリスクが高まります。現代は、動画投稿サイトにアップロードされている動画を見ることで他人のダンスを真似することができますが、アップロードされている動画がプロのダンサーによるものであるか、正しいフォームで踊れているものであるかを確認しましょう。そして、実際に真似をする時も、正しいフォームを意識するようにしてください。
<周囲の環境に気を配る>
マンションやアパートの一室に住んでいる場合、ダンスをすることで隣や階下の住人に騒音や振動などの迷惑をかけることが考えられます。トラブルの原因となるため、きちんと適した環境でダンスをしましょう。自宅ではトラブルの元になりそうだと思った場合、近所の公園や空き地を利用すると良いでしょう。人目が気になる方は、同じくダンスをする仲間が集まる「カーネリアン」のような初心者向けダンススクールに通うという方法もあります。
せっかくの楽しいダンスも、怪我やトラブルが生じては継続ができず、ダイエットの失敗を招きます。自分の体や周囲の人を気遣って、楽しくダイエットを成功させましょう。
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